醤油を絞る一日

Updated: Jan 11

念願のお醤油絞りに参加できました。 約1年前の、2016年にお醤油を仕込んだ友人が 毎月頑張って混ぜて、ついに絞りの日がやって来たのです。 あ、私は海外にいたので、指くわえてFBを見てただけです。 でも絞りの日は偶然タイミングが合い、 お手伝いさせてもらいに行きました。

何というか、 全ての工程に、言葉を超えた 職人の技と感覚が光り、 ずっとワクワクしていました。 面白い。 絞りたてのお醤油は、 ちょっと酸っぱくて、甘くて、旨い。 まるでダシ醤油じゃないかと思うぐらい、 鰹節のような味もする。 色は、 べっこう色から、ワイン色。 いろんな色に変化する。

出来上がったお醤油を陽の光に当てると、 私の名前と同じ『あかね色』。 真っ赤に燃えているような色。 え? ところで、お醤油絞りってなにかって? 失礼しました。 短くまとめますと、、、 お醤油造りの材料を混ぜて、発酵させると出来る、 豆カレーの様な液体。 これを『醤油もろみ』と言います。

それを絞って『液体(醤油)』と『絞りかす』に分ける作業が 『醤油絞り』。

本来のお醤油造りは、 暗い蔵の中。 だけど、私が絞りを見たのは、 陽に当てて作る長野発祥のやり方。 『お日様醤油』 と呼ばれる、庶民向けの造り方。 だけど、絞りに関しては、 誰でも簡単に絞れるわけでなく、 『絞り士』さんがちゃんといます。 今回出会った絞り士さんは 1991年から、お日様醤油に関わって来た方。 The 職人で、筋道しっかり通っている。 口が滑って、変なことを言わないように 背筋が自然と伸びる。 道具の扱いから、醤油の絞り方を 見せて頂きました。 その時ふと思った。 「日本人が私の目の前にいる!」 もちろん良い意味で。 自分に必要なものの作り方を知っている 日本人は、今やどれだけいるだろう? こちらの絞り士さんの様な方は 今や少数。 まるで少数民族「日本人」という感じがした。 じゃあ、私は何人か? 私はまだ、「日本人」じゃないんだという気がした。 地球に生まれて、たまたま日本語を話している人。 「日本人」にどこか憧れている。 私は「日本人」になれるのかな?

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