あの人も読んでいる「ノルウェー珍道中」 第6話 あの人って誰だよって言うねw
前回のお話はこちら。
さて、色々面白い事盛りだくさんだった
ノルウェー滞在、第1日目。
ここでちょっと私が向かおうとしている
Lysefjord (リーセフィヨルド)の事をお話しします。
下の地図で赤◯がStavanger(スタヴァンゲール)。
→私が船でやって来た街。
ピンク◯がリーセフィヨルド。
→これから向かおうとしているフィヨルド。
小型フェリーで向かいます。
ところで、 フィヨルドってみんなイメージつくかな? 日本にはないので、ここでちょっと説明。 フィヨルドが見られるのは、地球の極に近い地域。 約1万年も前の、氷河期に関係している。 この時期、海岸沿いの地域は、 「氷河」が現れたという。 ‘‘氷河とは、数万年もの時間をかけて数千mも降り積もった雪が融けずに固まり、氷へと変化したものである。この氷が自分自身の重みによって、速くても1年間に数百mというスピードで山の斜面を下り、滑りながら底にある地面を深く鋭く削り取り、深い谷を形作ってゆく。フィヨルドは、氷河時代の終わりごろに氷が融けて海面が上がったために、この深い谷の一部が海に沈むことで形成されていったのである。’’ (ウィキペディアより抜粋 https://ja.wikipedia.org/wiki/フィヨルド) 想像できますか? 今は暖かくなって、氷河もだいぶ溶けてしまったけど、 遥かむかしに、氷の世界が造った地形。 海面から顔を出す小高い山々は、 お互いに密集し、浜辺というものはほとんどない。 山の斜面は鋭く、 陽の当たる側は樹や苔で覆われ、 日陰になる部分は岩肌が見える。 やはり海沿いなので、天気は変わりやすい。 それでも、 山々の間に広がる水面は 鏡のように穏やかな時がある。 日本にはなかなかない、 荒削りの自然。 そこを4日間歩きます。
予定は 1日目:16km Preikestolen(プレイケストーレン) 標高600m。 垂直に切り立つ一枚岩。 道は割と整っている方なので、山慣れしてる人は行きやすい。 https://retrip.jp/articles/73/ Bakken Hut (バッケン)泊。 無人の山小屋。 ここを目指す。 2日目:9.3km Songesand(ソンゲサンド) 船着場。 疲れ切って、次の山小屋まで歩けなそうなら、 ここからフェリーに乗って フィヨルドの一番奥、Lysebotn(リーセボートゥン)まで。 Songedalen(ソンゲダーレン) 山小屋があるところ。 おそらく無人。 3日目:24km Lysebotn(リーセボートゥン) フィヨルドと切り立った山々の間にある、小さな村。 ここのホステル泊。 24km中、20kmはアスファルトの道だとか。 そこはヒッチハイク、タクシー移動も可能のよう。 4日目: 体調によって行き先を決める。 スタヴァンゲールのホステル泊予定。 A案 朝フェリーでFlori(フローリ)まで行き 「4444段の階段」を登り降りして見る。 (おそらく無理w) B案 Kjerag(シェラーグ)6km 標高1000mの間に挟まった岩で有名な場所。 http://4travel.jp/travelogue/10895393 C案 素直にフェリーでスタヴァンゲールに戻る。 予定はこんな感じ。 でも、無理せずに行こう。 いつでもフェリー乗り場がどこかにある。 地図でのイメトレはこんな感じ。 さぁ明日はいよいよリーセフィヨルドに! 次回は 『ノルウェー珍道中』 第7話 「あれ?バスより、フェリーの方が安いけど?」 どうぞお楽しみに。
Comments